仕事に対してやる気がでない、気分が落ち込んで集中できない、という状況は誰にでも起こりえるものだ。時間が解決してくれることもあるとは思うが、いち早く解決の道を探したいのであれば「気分転換」と「新たな刺激」を取り入れてみるのも良いだろう。
気分転換の例としては、働く場所を普段と変えてみるのが効果的だ。オフィスに出社して仕事をする割合が多い人であれば、週に1~2回を目安にリモートワークを取り入れてみるのも良いだろう。すでにリモートワークを取り入れているなら、自宅ではなく近所のカフェで資料作成したり、アイデアを練ったりするのも良いだろう。適度な騒音は時に集中力を高めてくれることもある。
あるいは、ワーケーションをおこなうのも良いかもしれない。ワーケーションとは、旅行や帰省をしている時間の一部を勤務時間に当てる働き方だ。見ず知らずの環境、あるいは幼い頃に慣れ親しんだ環境は、いつもの仕事環境とは違った雰囲気をもたらしてくれるので、新鮮な気持ちで仕事に向き合えるはずだ。
新たな刺激を求めてみるのもやる気を取り戻すためのきっかけになる。自分の仕事に関連した資格取得を目指してみるのが手ごろだ。資格取得のための勉強は、スクールに通うタイプだけでなく、自宅にいながらパソコンやスマートフォンで学べるオンライン学習タイプも増えているので、仕事の合間に気軽に挑戦しやすいのも魅力だ。
これまでは自分の頭の中でなんとなく理解していたことを、体系立てて学ぶ機会は、視野の広がりを期待できるし、自分の仕事に活かせそうな発見があれば、「早く試してみたい」とやる気の回復にもつながるだろう。